2025年5月31日土曜日

ゴールデンウイークに訪れた場所

 

ゴールデンウイークに日光東照宮を訪れました。

ここには以前、中学の修学旅行で来たことがあります。

その時の記憶では、「見ざる聞かざる言わざる」の三猿は

本殿に有ると思っていましたが、実際には本殿手前の建物に

刻まれていました。記憶とは曖昧なものですね。

 



 

眠猫も有名で、左甚五郎の作と伝わっています。

裏側には二羽の雀の彫刻があり、牡丹の花咲く下で日の光を浴びながら

子猫が安らかに眠り、雀が戯れる様子が描かれています。

この情景は、「強い者が弱い者を虐げることの無い共存共栄の

平和な世の中」を表現しているとも言われています。

 




また、徳川家康公の墓所へ向かう奥社参道には207段の石段が続いています。

階段は一段ごとに一枚石が用いられ、傾斜部分の石柵は笠も柱も

土台も一枚の石をくり抜いて作られているそうです。

たくさんの人が訪れていたので、207段の石段もゆっくりと登ることが出来

助かりました。

 



 

400年以上前に建築された東照宮。その時代に携わった職人たちの技術力

には圧倒されるばかりでした。

年を重ねるごとに、こうした歴史的な建造物の見かたも変わって来るもの

ですね。

今回の訪問では、改めてその奥深さを感じました。



                                                                                                                                             もりもと